塗装工事でよくある質問 ー 他に目視で診断する方法は?

外壁の劣化を目視で診断する際には、以下のポイントに注意して確認しましょう

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1. ひび割れ(クラック)の確認

*外壁表面に細かいひび割れや大きな亀裂がないか確認します。

*幅0.3mm以上のひび割れは構造に影響する可能性があるため注意が必要です。

2. 色あせ・チョーキング現象

*塗装表面が色あせていたり、手で触れたときに白い粉が付着する場合は塗装の劣化が進行しています。

3. 剥がれ・浮き

*塗膜が剥がれている、もしくは膨れている部分がないかを確認します。

*タイル張りの場合は浮きやはがれにも注意しましょう。

4. カビ・苔・藻の発生

*湿気が多い部分や日当たりの悪い場所にカビや苔、藻が生えていると、外壁の防水機能が低下している可能性があります。

5. シーリング(コーキング)の劣化

*外壁の継ぎ目部分に使用されているシーリング材がひび割れていたり、硬化している場合は補修が必要です。

6. 雨染み・サビ跡

*外壁に雨だれの跡やサビのシミがある場合、防水性能の低下や金属部材の腐食が考えられます。

目視診断のポイント:

* 晴れた日の明るい時間帯に確認すると、劣化症状が見つけやすくなります。

* 高所や見えにくい部分は双眼鏡やカメラを使用すると便利です。

劣化が進んでいる箇所を発見した場合は、専門業者に詳細な点検や補修の相談をすることをお勧めします。