お役立ちコラム & News

2019/10/22 15:00

クリアー塗装について

DSCF7816.JPG

InkedDSCF7657_LI.jpgDSCF7731.JPGInkedDSCF7744_LI.jpgInkedDSCF7760_LI.jpgDSCF7568.JPGDSCF7811.JPG

今般、戸建て住宅で多く用いられるようになった高意匠のサイディングボード。施主様もその風合いをお気に召されているかたも多いです。

その新築時の時の風会いに近づける塗料がクリアー塗装です。当社でも多く使用させてもらっています日本ペイントの”高意匠サイディング保護用クリアー” セラミック系の『ピュアライドUVプロテクトクリアー』と、より耐候性の高いフッ素系『ピュアライドUVプロテクト4Fクリアー』が代表的な塗料です。

 

外壁を塗替えるにあたって、今の色やデザインを変えたくないという方には上記の無色透明のクリアー塗装がおすすめです。

 

クリアー塗装をするにあたって留意すべき点がありますので順にご説明させて頂きます。

 

透明な塗料ですのですべて透けてしまう

 

塗料メーカーが推奨しているのは、新築~10年以内の外壁がきれいな状態でクリアー塗装の使用をおすすめしています。すでに劣化が著しく、窓まわりなどのクラックのが多くある場合は補修跡が見えてしまいますのでおすすめ致しません。

10年以内でも多少劣化している部分や打替えしたコーキング部分、何かにぶつけてしまって欠けてしまっている箇所等は、そのまま透けて見えてしまいますので、塗装する前に劣化やキズ部分を補修をしていきます。

 

光触媒塗料でコーティングされたサイディングには使用できません。

 

光触媒処理を施した素材には、塗膜劣化が早まるなど不具合を生じる場合がありますので塗装はおすすめ致しません。光触媒とは太陽光などの光と化学反応し汚れや菌を分解する働きがありますので、そのコーティングされた上にクリアー塗装をすると劣化が早まるという事です。

 

光沢のある艶で美しさが際立つ

 

劣化したサイディングが光沢のある艶に変わりますので、高意匠のサイディングが美しさが戻り際立ちます。

あまり艶がない方がお好みでしたら、3分艶や艶消しもあります。

 

性能と塗り回数

 

UVプロテクトという紫外線を吸収する働きで色落ちや色褪せを防ぎます。また防カビ・防藻性に優れ、雨で汚れを浮き上がらせ流す超低汚染性に優れています。

塗り回数は2回塗りとなります。通常の下塗りがありませんので工程も早く仕上がります。

 

いかがでしたでしょうか? 新築からまだ10年以内でヒビや劣化などがないようでしたら、クリアー塗装を検討されてもよろしいかと思います。