ALCパネルとは
ALCパネルとは軽量気泡コンクリートという軽さと強度、断熱性をあわせ持った優れた建材です。細かい気泡が断熱性を発揮し、その断熱性能は普通コンクリートの約10倍と言われています。また軽くて音を伝えにくい性質をもっています。セメントが主原料の無機質から作られている為、万一の火災にも燃えにくく、有毒ガスを出すこともないと言われています。耐火性を備えた不燃材料の建材で最も普及しています。
しっかりとメンテナンスを行えばかなり長持ちする建材です。
ALCパネルは水には非常に弱い
多孔質の為、吸収性が非常に高いという特性があります。また、ALCパネルの取付施工方法は直貼り工法が多いと言われていますので、目地のシーリング劣化部分から雨水の浸透、サッシ周りのヒビからの雨水の浸透があると室内への雨漏れに直結してしまいます。パネルのつなぎ目のシーリングは雨水を侵入するのを防ぐ為のものです。
目地シーリングと耐候性の強い塗料を使用するのが重要です。
塗替えサインの写真
チョーキングに加えて、下記写真のようなヒビがありましたら塗替えサインです。お早めにメンテナンス計画を検討された方が良いです